ファイナンシャル・プランナー(以下「FP」)という資格をご存じでしょうか。
FPとは
人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいます。ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、わたしたちの夢や目標がかなうように一緒に考える
上記の知識をもちお客様にアドバイスできる資格です。私は仕事で直接アドバイスすることはありませんが、総務経理業務や営業部での仕事において、持っていて不足ない知識であり、会社で資格取得奨励をしている資格のひとつです。プランニングするって夢のある仕事です。
取得した理由
①保険や年金、家計に興味がなく、このままで将来大丈夫だろうか?と不安があった
②相続について知識が不十分だった
③会社で奨励しており、周囲が取得し始めたこと
「結婚したら、保険に入った方がいいの?」
「マイホームを買うにはどの住宅ローンを選べばいいの?」
「貯蓄や投資はどのようにすればいいの?」
「年金だけで老後の暮らしは大丈夫?」
専門家に聞くというのも手段ですが、身の回りの疑問を自分である程度理解しておきたかったのです。この知識がつくと、世界観が変わりました。自分の人生をプランニングする楽しさがあります。一番は、自分である程度税務対策ができるようになることでした。税金や保険、退職金などには控除金額があります。
FPの分野
受験資格
FP3級
FP2級
FP1級
実施機関
①(一般社団法人)金融財政事情研究会…通称「きんざい」
②日本FP協会
試験日
試験は年に3回行われます。1月、5月、9月の3回です。
2016年度は年3回です。
- 2016年5月22日(日)
- 2016年9月11日(日)
- 2017年1月22日(日)
この日程は3級に限らず基本的に1級、2級も同日に行われます。
試験時間
学科:10:00~12:00
実技:13:30~14:30
※学科と実技の間に昼休みが1時間半あります。
出題形式
学科:○×式、3答択一式
実技:筆記試験
合格基準は
学科試験と実技試験にわかれていまして、それぞれに合格点を取らないといけません。
学科:60点満点で36点以上
実技:50点満点で30点以上
合格基準は6割です。
「きんざい」と「日本FP協会」どちらで受験するべき?
合格率は「日本FP協会」の方が高いです。合格しやすいのか?と思いますよね。
学科試験は「きんざい」も日本FP協会も共通です。FP協会が簡単というわけではありません。FP協会で受験される方の方が、よく勉強しているらしいです。
きんざい(金財)の受験者の中には、金融機関に所属する社員たちが、会社での団体申込により受験しているケースが多くあります。
金融機関の人たちが大量に申し込みを行うのですが、その中には資格取得の意欲がなく、それほど勉強しない人も一定数いるようです。
自主的に資格の取得を決意した人は、FP協会側で受験する傾向もあるようです。
目標設定
勉強法は、私は最初まんべんなく行っていました。なぜなら、民法や税法は難しく、なかなか覚えられなかったからです。
しかし、「まず資格が取れれば良い」という事に気づきました。
とりあえず、資格取得してから広く浅く知識を増やしていってもいいかな、と思いました。
6割正解しよう!!でOKです。
独学で参考書1冊と過去問1冊だけで何度も繰り返しました。6割ならこれで十分です。
②へ続きます。