秘書検定2級と準1級の違い
秘書検定2級を受けようと思っている人にとって、一つ上の準1級との違いが気になると思います。
まず、面接があるかないかが違いです。
秘書検定2級までは面接がなく筆記試験のみですが、準1級には筆記試験と面接試験があります。 (筆記試験合格者のみが後日、面接試験を受けます。)
筆記試験の形式も異なります。
2級の場合は、択一問題が9割程度で残り1割が記述問題になっています。
これが準1級では、記述問題の割合が5割程度まで増えます。
ただし、試験範囲および合格基準は2級も準1級も同じです。
どちらの筆記試験も、「理論」と「実技」の2分類からなり、
「理論」は「必要とされる資質」「職務知識」「一般知識」の3つ
「実技」は「マナー・接遇」「技能」の2つになっています。
合格基準は「理論」「実技」分野のそれぞれで60%以上の得点が必要となっています。
社会人として実務経験を踏まえ知識を身に着けたいのであれば、2級で十分かと思いますが、もうワンランクアップしたい場合は準1級を受けられることをお勧めいたします。
私は2級は受けていませんが、筆記試験の形式が違うだけで、難易度は準一級も2級もさほど変わらない、という意見もあります。
併願受験について
秘書検定は何級からでも受けられます。 2級と準1級の組み合わせであれば、
一緒に受ける併願が可能です。
ちなみに、秘書検定で併願できる組み合わせは決まっており、「2級と準1級」「3級と2級」のみです。
2級と準1級」の場合であれば、準1級の筆記試験が「12:00 ~ 14:20」で、2級の筆記試験が「14:50 ~ 17:00」になります。
秘書検定は年に3回(2月、6月、11月)ありますが、2月の試験は2級と3級のみですので、2級と準1級の併願が出来るのは、6月と11月の試験になります。