ビジネス文書検定なる資格をご存知でしょうか。
ビジネス文書検定とは
秘書検定がビジネス系資格を網羅していますが、文書力をアップさせるためにビジネス文書検定がおすすめです。
文書力をアップする資格です。具体的には、社内や取引先との間で交わされる報告書、礼状から電子メールなどのビジネス文書作成時に必要となる十分な知識・技能を認定する試験です。受験級は3級~1級です。1級に至ってはこれら文書において適切な添削指導ができます。
受験要領
平成28年7月3日(日)
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3 級 | 12:00 ~ 14:10 | ||
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2 級 | 14:50 ~ 17:10 | |||
1 級 | 12:00 ~ 14:30 | |||
受験資格 | 制限はありません | |||
受付期間 | 平成28年4月5日(火)~5月30日(月) | |||
受験料 | 1 級 | 5,000円 | ||
2 級 | 3,800円 | |||
3 級 | 2,600円 | |||
1・2級 | 8,800円 | |||
2・3級 | 6,400円 |
※併願ができます。私は1、2級で併願しました。当日休憩時間が20分で2級の試験に移ります。ハードでした。しかし先に本命の1級を受けれるので、2級は選択問題も多く気持ちは楽でした。
1級と2級の違い
1級は「実務技能」問題から長い社外文章、お礼状、招集通知を4題書かせます。2級は短めな社内文書が多いです。2級は選択肢、1級は理由を箇条書き、が多いです。
問題:「印影」と「印章」の違いについて
1級解答:「印影」は印を押した後にできる形のこと。「印章」は印鑑そのもののこと。
問題:「代表社印」よ「社印」の違いについて
1級解答:「代表者印」は実印のこと。登記所に登記しておかねばならない印。「社印」は登記所への登録が不要。
※2級は上記解答を選択肢の中から選びます。
範囲および合格基準
表記(用語、書式について)、表現(正確な文章、礼儀正しい文章)、実務(社内外文書、文書の取り扱いについて)の領域をそれぞれ60%以上得点すると合格です。
合格率
1級25%、2級59.8%、3級74.3%(平成27年7月度実績)ちなみに私が受けた時の実績です。
勉強方法
下記問題集(過去問)をひたすら行います。文書検定なので、地味に書き続けることが一番です。1級はほぼすべてが記述なので、時間内に書き終えなければなりません。解答を見ながら書き写し、パターンを覚えるのがいいと思います。6週間で計2冊、10年分の過去問を4周しましたら、1発で合格しました。1級です。
他の資格と違い、覚えることは用語程度で、正確な文章や実務文書を書けるかどうかです。過去問を解答見ながら書きまくる。平日は1日1回分過去問を目安で解き、週末で終わらなかった問題を埋め、4周するという目標は達成しました。同じ過去問を2周だと弱いです。3周でなんとなく、わかったかな?になり、4周で自信がつきます。
まとめ
職種を問わない資格なので、持っていれば重宝します。会社によっては奨励金が出る企業もあります。社会人新人の方は持っていれば仕事がやりやすくなります。今は会社でパソコンで文書を作るのがほとんどですが、文書を書く技能を持っていれば作成に自信がつきます。会社によって書き方に多少の相違があっても、一般的なレベルを持っていると、どこに行ってもスタンダードに通用します。
28年7月の試験の受付期間が始まったばかりです。ぜひ3級から受けてみてください。